アトリエあやはた

フランス便り

No.14

こんにちわ。第14報です。
3月27日(日)にパリに戻って来て、大きな修行が待っていました。
3月15日に日本から4個送った荷物のうち、1個しか届いていなかったのです。30日になっても届きません。4月2日にきもの着付けのデモンストレーションがあり、個展が始るのです。以前の着付けより大掛かりです。
個展会場の日仏文化センターのスタッフ(日仏取り混ぜての)も、一生懸命になってくれて、シャルルドゴール空港の税関から、やっと郵便局の荷物の子会社をつきとめ、そこへ何回も何回も電話をして、頼みこんで、取りに行く事になりましたが、荷物を目の前に見なければ、あるかどうかの確証はありません。皆みな、係りが違うから判らないと、責任逃れです。
3月31日、4月2日に個展とデモンストレーションがあると、説明してようやく許可が出て、パリ郊外の、車で一時間掛かる所まで行って、荷物の顔を見た時は、「オー モンシェリー!」(私のいとしい者!)と言う言葉を発してしまいました。

4月2日、3分の2がフランス人の60名のお客様を迎えて、個展会場でデモンストレーションをやり、そのあと緑茶と干菓子をお出ししました。皆々上機嫌でお帰りになりました。
それから毎日、午前ー学校、午後ー個展会場、かてて加えて、早朝のヘアー着付け(2日間)を頼まれたり、物事続くものです。
今年も又、パリに八重桜が咲いています。

荷物がすぐ着く日本は良い国です。
フランスに荷物を送って、届かない人もいるそうです。
フランス国内でも2ヶ月もかかった人もいるそうです。
どうしてですか?と、フランス人に聞くと、公務員だからと答えます。フランスの恥ですね。
でも、イタリアよりはいいそうです。

個展会場の写真を送ります。

個展会場の写真

展示会
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2005/4/12